11.22.01:42 [PR] |
04.13.23:12 古き、思い出深き本 |
先日友人と訪れた、鎌倉の街。
小町通りに小さな古本屋を見つけた。
とてもひっそりとしていて、それでいて清潔感があり
上品なお店。
古ぼけて黄ばんだ志賀直哉や、ヘッセ、ニーチェなどが
高価な値段を付けて陳列していた。
うちにある一番古い本ってなんだろう。
探してみたら、実家から持ってきた遠藤周作の
「沈黙」だった。
中学の時に初めて読んでとても感銘を受けた本。
そのまま大切にずっと手元に置いてある。
昭和51年6月刷か・・・。32年前。
そういえば、箱カバー付きの本って
最近はあまり見なくなった。
ページをめくると、神の「沈黙」に対する、14歳当時の私の読後感が蘇ってくる。
人生の中で出会った思い出深き一冊である。
沈黙 (新潮文庫)
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